【あがり框(あがりかまち)】
玄関や勝手口の上がり口など、段差の高い方の床に取り付ける横木の事。
【網代(あじろ)】
天井、床の間、茶室などに使われる素材で、杉や竹などを編んだもの。
【一文字葺き(いちもんじぶき)】
屋根の葺き方の一つで、屋根の水平方向が一直線上につながるようにした屋根の葺き方。
【犬走り(いぬばしり)】
建物の外壁に沿った周囲の地面に設けた通路。砂利やコンクリートを敷いて固め、雨により基礎部分が濡れたり汚れが付くのを防ぎます。
【入母屋(いりもや)】
屋根の形の一種で、正面から向かって両側に三角状の壁が見える物。上部の切り妻と下のほうの寄せ棟を組み合わせた屋根の形のこと。
【上端(うわば)】
部材の上面のこと。天端とも呼ばれている。
【ALC造】
Autoclaved(気泡) Light-weight(軽量) Concrete(コンクリート)の略。内部に無数の小さな気泡を含むため軽量で施工しやすく、通常のコンクリートに比べて断熱性や耐火性・防音性に優れている。鉄骨造等の外壁や内壁、屋根、床などに使われるが吸収性が高いので塗装・防水対策が必要となる。
【江戸間(えどま)】
江戸や関東地方の都市部で用いられていた家に関しての基準尺で、1間が1.82m。
【横架材(おうかざい)】
建物の骨組で、梁、桁、棟木など横に架け渡された構造材のこと。
【大壁(おおかべ)】
木造建築で、柱や梁の構造体が外部に現れないように仕上げた壁の工法。
【納まり(おさまり)】
部材の取合いや取付け具合、総合的な仕上がりの程度のこと。