建築・リフォーム用語【か行】

【外構工事】
建物本体以外の外部に関する工事のこと。舗装工事、排水工事、造園植栽工事など。

【元金均等返済】
ローンの返済方法の一つで、毎回の返済額に占める元金が一定のもの。元金を返済回数で割り、その金額に元金残高に対してかかる利息を加えて返済する。

【元利均等返済】
ローンの返済方法の一つで、毎回の返済額が一定になるもの。返済額に占める元金と利息の割合は毎回変わる。元金に利息を足した毎月の返済金額が、同じ金額になるようにする。

【基礎】
建物の荷重を支え、地盤に安定させる土台のこと。木造住宅などで一般的に使われる「布基礎」、床面全体に二重鉄筋入りのコンクリートを打つ「ベタ基礎」などの種類がある。

【北側斜線(きたがわしゃせん)】
北側隣地への日照を考慮するように、建物の高さを規制した法律。

【切妻(きりづま)】
屋根形式の一つで、棟から両側に勾配屋根があり、残り2面は壁になっている形式。

【境界線】
敷地と道路や隣地との境を示す線。

【クラック】 
ひび割れや亀裂のこと。

【繰り上げ返済】
住宅ローンを返済する時に、決められた定期的な返済とは別に元金の一部をまとめて返済すること。

【栗石(ぐりいし)】
適当な大きさの岩石で作った基礎地業に使う石材。基礎の下に敷き、突き固めて地盤を強固にするために使う。

【グルニエ】
屋根裏部屋(ロフト)のこと。

【蹴上げ(けあげ)】
階段一段の高さ。

【珪藻土(けいそうど)】
藻類(植物プランクトン)の死骸に粘土等が混ざって化石化してできた土。吸水性や吸湿性に優れ、調湿効果が高く、耐熱温度も高いため、保湿剤や琥過材・吸着材として使用されている。

【軽量鉄骨造】
柱や梁等の骨組みに厚さ6cm以下の鉄骨を使った工法。重量とコストを抑えて耐火・耐震性・遮音性を高める。

【桁(けた)】
木造軸組で柱・壁などの上に渡して、上の構造を支える横架材のこと。

【建ぺい率(けんぺいりつ)】
敷地面積に対する建築面積の割合。用途地域や場所によって異なり、防火や避難路、通風、採光などを確保するため、建築基準法によって建ぺい率の限度が定められている。

【高気密住宅】
建具や天井と壁の接合部分のすき間を少なくし、気密性を高めた住宅のこと。省エネルギー効果と快適性を両立させることを目的としているが、計画的な換気が必要となってくる。

【公示価格(こうじかかく)】
地価公示法に基づいて、土地鑑定委員会が毎年公示する標準地の価格のこと。1月1日現在の価格を出し、3月下旬に公示する。公示価格は土地の固定資産税の評価額や相続税路線価の基準となる。

【構造用集成材(こうぞうようしゅうせいざい)】
小さな角材を集めて繊維方向に組合せ、接着剤で接合した木材加工製品。強度のばらつきが少なく、狂いや割れが生じにくいので公共大規模建築物にも採用されている。

【固定金利選択型】
民間金融機関の住宅ローンの一つで、金融機関が認める一定期間の金利を固定する特約を設けたローンのこと。

【固定金利型】
借り入れた時の金利のまま、最後まで返済するタイプの金利のこと。 フラット35など。

【小屋組(こやぐみ)】
建物の屋根になる骨組み。


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